◎特許文書品質特性モデルの学習用テキストとは
特許の権利化、特許権の行使等を鑑みれば、特許請求の範囲、明細書等の特許文書の品質が重要となりますが、これまで、特許文書の「品質」についての研究や深い議論がなされた文献が見当たりませんでした。
産業日本語研究会「特許文書分科会」では、特許文書の「品質」を標準化および定量化すべく、平成28年度より特許文書品質特性モデルについて検討を行い、この度、特許文書品質特性モデルの学習用テキストを公開いたしました(本ページ下部のダウンロードボタンよりダウンロード可能です)。
本学習用テキストでは、特許文書品質特性モデルの利用方法や、品質特性ごとの良例・悪例等について学ぶことができるようになっています。
より高品質な特許文書を作成するための自主学習や研修のテキストとして利用いただくなど、ご自由にご活用ください。また、当該テキストをより良いものとするため、皆様からのご意見を頂けますと幸いです。
更新履歴
- α版公開 2022年11月4日
- β版公開 2023年3月6日(全体構成の見直し、特許文書品質チェックリストの作成、記載内容の見直し等)
第1章 特許文書品質特性の背景
第2章 特許文書品質特性の定義・概要
第3章 特許文書品質特性の利用方法
3.1 特許文書特性の評価方法
3.2 定性的な評価方法
3.3 定量的な評価方法
3.4 特許文書の品質評価の場面
第4章 分野別の特許文書品質特性の事例(悪例→良例)
(4.1)機械 (4.2)電気 (4.3)化学 (4.4)ソフト
第5章 分野別のサンプル明細書と特許文書品質特性との関係
(5.1)機械 (5.2)電気 (5.3)化学 (5.4)ソフト
第6章 演習課題(悪例を多く含むサンプル明細書に基づく)
(6.1)機械 (6.2)電気 (6.3)化学 (6.4)ソフト
第7章 終わりに
(付録)
(A)特許文書品質チェックリスト(詳細版,簡易版)
(B)サンプル明細書((1)機械 (2)電気 (3)化学 (4)ソフト) [別ファイル]
(C)特許文書品質特性モデルのしおり [別ファイル]
特許文書品質特性モデル